散歩していますと、この季節にはどこにでも
スミレが咲いています。
漱石もスミレが好きだったのでしょうか
こんな句を残しています。
☆菫程な小さき人に生まれたし
漱石
彼は菫のイメージをひっそりと野に咲く
無垢な存在として、見ていたのでしょうか・・。
わたしはこの句を読んだとき、漱石の
魅力的な一面を見たように思いました。
この写真は、日本中どこにでも咲くタチツボスミレです。
漱石は多分、このような花をイメージして句を作ったのかも
しれませんね。
スミレほどに小さく無垢で稀有な存在・・・
「菫程な小さき人に生まれたし」という
漱石の句がじんと心にしみます。
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