2018年3月6日火曜日

東京散歩・未来遺産の雑司ヶ谷界隈・・



 ショッキングピンクのカラフルな電車は、都電荒川線を走る、まるでおもちゃのような、かわいい都電です。


都電荒川線の「鬼子母神前」駅で下りますと、けやきの並木のある鬼子母神参道があります。


その参道ケヤキ並木の中ほどに、あの手塚治虫さんが暮らしていらしたアパート「並木
ハウス」があります。




この並木ハウスで、手塚治虫さんは、あの「鉄腕アトム」を、誕生させたとのことです。



  並木ハウスを過ぎると、「雑司ヶ谷案内処」があり、いつもかかりのおじさま、おばさまが雑司ヶ谷界隈の案内をしてくださっています。


 ケヤキ並木の参道が左に折れたところに、雑司ヶ谷鬼子母神堂があります。ここの鬼子母神のご尊像は、室町時代の1561年に、現在の文京区目白台のあたりで掘り出されたということです。
 


 この鬼子母神境内には、駄菓子屋さんの上川口屋さんがあり、いまでもなつかしい駄菓子が売られています。江戸時代の鬼子母神参詣土産は、風車、麦わら細工の角兵衛獅子、そして川口屋の飴だったとか・・。レトロな雰囲気が人気で、韓国の雑誌にも紹介されたということです。



 写真を撮らせていただいたのでお店の方にお辞儀をしましたら、会釈を返してくださいました。

 また、鬼子母神境内には、こんな大銀杏の木があり、秋のころに来たときには、黄色の葉が夕陽に映えていたのを思い出しました。


雑司ヶ谷のまちの歴史と文化を100年後の子供たちに伝えていこうと、いまいろいろな取り組み(すすきみみずく保存会・御会式連合会・七福神の会・としま案内人雑司ヶ谷・鬼子母神大門欅並木保存会・みどりの小道の会等)が、日本ユネスコ協会連盟「未来遺産」に登録されていると、雑司ヶ谷案内処でいただいたパンフレットに書いてありました。

 雑司ヶ谷は、歩いてみると、興味の尽きないまちのようです。
 帰り道で出会ったにゃんこですが、かわいくて思わずパチリでした。




 

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