2014年6月20日金曜日

那須の植物・ノアザミ



 きょうは、朝、雷が鳴り、昼過ぎには突然の短い豪雨がありました。

 午後の雨上がりの晴れ間に、1時間ほど散歩してきました。

 散歩コースの草原のようになっているところに、毎年この季節にノアザミが咲くのですが、今年も咲いていました。


                           ノアザミ


 そこは、広い道路に面していて日当たりも良く風も通る気持ちの良い草原になっています。

 ノアザミは、本州の中部以北の野原に普通に咲くアザミということですが、総苞にさわると、粘り気があります。




  俳句では、「薊」と言えば、「野薊」を指し、野薊は晩春から初夏にかけて花が開くので、春の季題なのだとか・・。

  

 久保田万太郎さんがアザミのこんな句を詠んでいらっしゃいます。

          ♪くもり来しひかりのなかの薊かな
                          久保田万太郎






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