2014年6月22日日曜日

植物・スイカズラ (ハニーサックル)



 
 傘をさして、散歩していますと、スイカズラが雨に濡れて咲いていました。




 スイカズラは、英語ではハニーサックルといいますが、英国でカントリーウォークに出かけたときに、田舎で見事なハニーサックルの垣根を見たのを思い出しました。

 それで何となく英国の植物かなあと思っていたのですが、違っていました。英国の植物の本で調べてみましたら、なんと中国から植物収集家のアーネスト・ウィルソンによって1908年に英国に持ち込まれたのだとか。

 英国でわたしが見たのは、Shining honeysuckle [Lonicera nitida]
 きょう見たのはスイカズラ{Lonicera japonica}

 同じLoniseraですが、後が違います。

 日本のスイカズラは、ジャポニカと書かれているように日本に自生のもので、
 イギリスで見たものは、中国から、持ち込まれたものだったようです。





 スイカズラの花は、最初は白ですが、後で黄色になるので別名でキンギンカともいわれていると、図鑑に出ていたのですが、白と黄色でキンギンカとは、おもしろい名前です。
中国名は「忍冬」で、花が終わると、黒い実をつけます。

 「スイカズラ」「キンギンカ」「忍冬」・・・でも、わたしは、やっぱり英語の「ハニーサックル」という名前が一番好きです。ハニーサックルは、香りがいいので香水にも使われているとのこと、人気の花のようです。












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