大村しげさんの書かれた「京のおばんざい」という本によれば、京都の祇園祭りのごちそうは、祇園祭をはも祭というほどなのではもずくめだそうです。
はも焼き・はもの落とし・ぼたんばものお吸い物・酢の物ははもきゅう・そしておこわにかまぼこ。おこわとかまぼこ以外は、全部はもですね。
わたしは漬物が好きなのですが、京都の漬物ももちろん好きです。
京都の三大漬物とは、しば漬け・千枚漬け・すぐきですが、最近は、すぐきのおいしさに目覚めました。
すぐきは、乳酸発酵漬物ですが、独特の澄んだ酸味がたまりません。
ご飯が一口残ってしまったときなど、すぐきをのせて食べるとおいしいのですが、これにお茶をかければ、ぶぶづけですね。
しば漬けは、木村しげさんも手つくりなさるようで、しそは大原のものということです。大原の里の水と土と空気、そして何よりも里にかかる霞が、しその香りを高くする
とのことです。
大原の寂光院には、建礼門院が住んでいらしたのですが、大原の里の人が、なす・しそ・みょうがの塩漬けを奉ったら「紫葉漬け」かと仰せられたとか。
紫葉とは、紫蘇のことだそうですので、しば漬けは大原の味ということになりそうです。
☆三千院のゆば御用達のお店で食べたゆば入りそばとゆばプリン(ゆばが絶品)
☆八坂神社近くの「京・月待庵」の手焼きせんべいそら豆(素朴な味で美味)
☆大好物のクリームあんみつ(ふつうにおいしかった)
2014年の夏・祇園祭で食べたものでした・・。
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