2014年7月23日水曜日

京都の食べ物



  大村しげさんの書かれた「京のおばんざい」という本によれば、京都の祇園祭りのごちそうは、祇園祭をはも祭というほどなのではもずくめだそうです。

  はも焼き・はもの落とし・ぼたんばものお吸い物・酢の物ははもきゅう・そしておこわにかまぼこ。おこわとかまぼこ以外は、全部はもですね。

  わたしは漬物が好きなのですが、京都の漬物ももちろん好きです。

  京都の三大漬物とは、しば漬け・千枚漬け・すぐきですが、最近は、すぐきのおいしさに目覚めました。

  すぐきは、乳酸発酵漬物ですが、独特の澄んだ酸味がたまりません。

  ご飯が一口残ってしまったときなど、すぐきをのせて食べるとおいしいのですが、これにお茶をかければ、ぶぶづけですね。

  しば漬けは、木村しげさんも手つくりなさるようで、しそは大原のものということです。大原の里の水と土と空気、そして何よりも里にかかる霞が、しその香りを高くする
とのことです。

  大原の寂光院には、建礼門院が住んでいらしたのですが、大原の里の人が、なす・しそ・みょうがの塩漬けを奉ったら「紫葉漬け」かと仰せられたとか。

  紫葉とは、紫蘇のことだそうですので、しば漬けは大原の味ということになりそうです。





  ☆三千院のゆば御用達のお店で食べたゆば入りそばとゆばプリン(ゆばが絶品)
                                          
  ☆八坂神社近くの「京・月待庵」の手焼きせんべいそら豆(素朴な味で美味)            
                 
  ☆大好物のクリームあんみつ(ふつうにおいしかった)               
                               
                    2014年の夏・祇園祭で食べたものでした・・。                





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