2015年2月7日土曜日

クリスマスローズ



コピスガーデンにクリスマスローズを見に
行ってきました。




外は寒い寒風が、吹いているのに、
室内は、色とりどりの花がいっぱい
咲いていて、こころもあたたかくなるよう
でした。

クリスマスローズの原種は、白だそうですが、
いろいろな色があり目を楽しませてくれます。

寒い冬にがんばって健気に咲く花は、
ありがとうと、声をかけたくなります。



わたしの大好きな花、スノードロップも
もう、咲いていました。
我が家のスノードロップは、まだまだ
雪の下で眠っているのですが、
雪が溶けるのが、待ち遠しいです。






2015年2月6日金曜日

読書・「わたしの台所」沢村貞子著 光文社文庫   (沢村貞子さんの大学芋・・)



 以前に、このブログで、沢村貞子さんが書かれた「わたしの台所」をご紹介したのですが、
その中に「大学芋のすすめ」が出てきます。

 気になっていたレシピだったので、さつまいもを買ってきて早速、作ってみました。




沢村さんのレシピでは、

 1本のさつまいもを2切れか3切れにしたのを、斜め切りにしてして皮をむき、10分水につけてあくをとる。
フライパンに油を入れ、水分を拭いたさつまいもを中火で、ゆっくりと箸でまわしながら揚げる。

 その間に別の鍋で、芋1本につきカップ半分の砂糖をを入れ、弱火にかけ沸騰したらちょっと焦げ目のついた揚げ芋を入れて2、3分煮詰めて皿にとり、黒ごまをぱらぱらとかける。でした。

 わたしの場合は、一袋に小さいさつまいもが3本入っている特売のもので作りました。
沢村さんと違っていたのは、切り方は乱切り油は、古い油でよいと書いてあるのですが
新しい油、それと、砂糖はキビ砂糖を使用しました。




 
 最後の仕上げは、鍋ではなくテフロン加工のフライパンに砂糖と水を入れて煮詰め、芋を
からめました。

 沢村さんは、熱いうちに食べればけっこうおいしいと書いていらっしゃるのですが、超おいしかったです。

 なぜ、このレシピがあるのか不思議だったのですが、ある本で、沢村さんの殿は、お酒がだめで甘いものがお好きということなので、このレシピが出来たのだとわかりました。

 沢村さんは、大学芋の名前の由来も書いていらっしゃいます。昔、帝大(東大)の赤門前でこの芋が売られていたので、大学芋という名前になったということです。

 これからは、大学芋を作って食べる度に、沢村さんのことを思い出しそうです。

 さつまいもがお好きだったら、是非お薦めです。
おいしくてびっくりですから・・・。あたたかいうちにどうぞ、









2015年2月5日木曜日

読書・「マツボックリが笑う日」 ダニエル・ブライヤン著  池央耿訳 翔泳社  (笑うマツボックリ・・)




 「マツボックリが笑う日」を、読みました。
 この本は、タイトルに惹かれて古本屋さんで求めたものです・・。

 著者のダニエル・ブライヤンさんは、フランスとイギリスで育ち、現在はオランダの田舎に住んでいらっしゃるとのこと。
 ブライヤンさんは、その田舎のご自宅の庭の動植物のことを、いきいきと書いていらっしゃいます。



 
 その中でも特に「マツボックリ」の記述をおもしろく読みました。

 ダニエル・ブライヤンさんは子供のころから、マツボックリが大好きだったとか・・。

 我が家の庭や、散歩道にも、マツボックリは、たくさん落ちており、思わず拾ってしまうことがあるので、わたしも彼と同じに大好きと言えるのかもしれません・・。
                          



  彼は、ある日、散歩のときにマツボックリをいっぱい拾ってきて、台所のラジエーターの上に置いて寝てしまったのだそうです。

  すると、真夜中に、突然キッチンから「ポン」とはじけるような不思議な音がしたので、いそいで行ってみると、何とマツボックリが、鱗片を開いて飛んでいたというのです。

  彼はそれを見て、「マツボックリが笑っている」と思ったとのこと・・。



             

 わたしもときどきマツボックリを拾ってくるのですが、天気が良く乾燥している日には、マツボックリがカサを開いて、「花が咲いた」ように見えるのです。(上の写真のように)

 わたしが「花が咲いた」と見えるマツボックリの変化を、ブライヤンさんは、「笑った」と書かれているのでした・・。

 この本を読んでからは、「あっ、マツボックリが笑った」と言って、ひとりで微笑むようになったのです。

 オランダの田舎で暮らしていらっしゃるブライヤンさんを、身近に感じた読書でした・・。



2015年2月3日火曜日

節分



きょうは、節分です。
節分といえば、子供のころに、豆まきを
したのを懐かしく覚えています。
「鬼は外、福は内」
というおおきな声が、ご近所からも聞こえて
いました。



節分の出てくる俳句は、
いっぱいあるのですが、
わたしの好きな俳人の鈴木真砂女さんと
久保田万太郎さんの俳句です。


♪節分や土間に溶けたる傘の雪
                      鈴木真砂女


♪節分の何げなき雪ふりにけり
                     久保田万太郎


どちらにも、雪が出てきます。
きょうは、冬晴れの良い天気なのですが、
午前中は、晴れた空から、雪がちらほらと
降っていましたので、
万太郎さんの句の「何げなき雪」の
句が、ぴったりのようです。

きょうの散歩は、こんな感じでした。




2015年2月1日日曜日

クスサンの繭



きょうは、2月1日、、
あっという間に、1月が過ぎてしまった感じがします。

昨晩は、一晩中大風が吹き荒れていました。

季節を分ける節分のころになると、いつも大風が
吹くのです。

それに雪が加わると、地吹雪のようになり
雪は下から舞い上がって、視界をさえぎることも
あります。

そんな大風が吹いても、木の枝には、しっかりと
昆虫の作った繭がついていて、いつも驚きます。

きょうの散歩のときにも、「クスサン」の繭を
見つけました。


                「 クスサンの繭」

ヤマツツジの細い枝に、しっかりと繭を作っていました。

よく見ると、芸術的な網目模様が出来ています。



クスサンの繭は、別名「スカシダワラ」とも
言われているとのことですが、
なるほどねと思いました。

それにしても、すてきな透かし模様ですね。




2015年1月31日土曜日

読書・「藤田嗣治画文集 猫の本」講談社 (わたしの好きな猫と少女の画と、ランスの礼拝堂のフレスコ画)





    「藤田嗣治画文集 猫の本」は、ときどき本箱から取り出して読む好きな本です。
 

              
             「藤田嗣治画文集 猫の本」 講談社

 藤田さんの猫の絵は、猫の表情が豊かで、躍動感もあり、肌触りやぬくもりまで感じられるようで、見事だと思います。

 藤田さんが、最初に猫と出会ったのは、パリで、夜遅くに盛り場から帰られる途中に、足に絡みつく猫がいて、不憫に思われ、家に連れて帰られたのが、きっかけだったのだとか・・。

 その後、猫は、1匹から、2匹、3匹と、増えていき、画室にはいつも猫がいるようになり、モデルさんが来ないときなどに猫を描くようになったとのこと。そして、次第に自画像や裸体画の横にも、猫を描かれるようになったということです。

 あるとき、猫が彼の肩に飛び上がったことがあり、その構図を描かれたのが、評判になったことがあったと、最初のページに書かれていました。




              「藤田嗣治画文集 猫の本」の82p

                       「猫と少女」


 藤田さんは、猫の絵も多いのですが、子供の絵もたくさん描いていらっしゃいます。

 わたしは特に女の子の表情が、とってもキュートでおしゃまに見えて大好きです!

 藤田さんご夫妻にはお子様がいらっしゃらなかったので、彼は夫人に、絵の中の子供を自分たちの子供にしようと、おっしゃっていたそうです。



                「藤田嗣治画文集猫の本」 78p・79p


 わたしが、藤田さんの絵を初めて見たのは、パリの近代美術館でのことでした。

 彼独特の「乳白色の肌」と呼ばれている「寝室の裸婦キキ」の絵は、清潔感のある個性的な乳白色の独特の雰囲気に包まれていてすてきで、しばらくの間、見惚れてしまったのを思い出します。

 それ以来、彼の絵のファンになったのですが、 この絵といっしょに写した写真は、大事な思い出の写真の一枚になっています。

 その後、ランスの礼拝堂に描かれたフレスコ画も、見に行ったのですが、彼の絵に共通の、すっきりとした清潔感のある絵で一目見て、すぐに藤田の作品だとわかるほどでした・・。

 藤田ご夫妻は、晩年にカトリックの洗礼を受けていらっしゃいますので、礼拝堂にフレスコ画を描くことができたのは、お二人にとっても、こころがやすらぐことであったと思います。

 ランスのこじんまりとしたかわいらしい礼拝堂を彼のフレスコ画で飾ることができたのは、藤田嗣治の夢の実現だったように思えてなりません・・。

 「藤田嗣治画文集 猫の本」を見ると、藤田さんが愛した猫や少女の絵などからは、いつも彼のやさしさが、感じられるのでした・・。



                                左 「藤田嗣治エッセイ集 腕一本 巴里の横顔」
                          藤田嗣治著  講談社文芸文庫


         右 「藤田嗣治「異邦人」の生涯」
                           近藤史人著  講談社



2015年1月30日金曜日

歳時記・「雪の花」       (雪ふれば木ごとに花ぞさきにける・・・)



昨日の天気予報通りに、きょうは朝から
雪になりました。


雪は降り始めが、きれいです・・。
そして、
あっという間に、あたり一面
真っ白な景色になってしまいます。










木々に積もった雪も、
花が咲いたように
にぎやかに見えます。



         
             

古今和歌集にこんな歌があります。


♪雪ふれば木ごとに花ぞさきにける
      いづれを梅とわきて折らまし
          
                         紀とものり



紀とものりは、どんな木に積もった雪を
梅の花に見立てていたのでしょうか・・。


春を待つ気持ちが
伝わってくるような歌だと思ったのでした・・。