護国寺に行ってきました。
東京はもうすっかり春めいていて、護国寺の猫も、陽だまりでうとうとと、昼寝をしていました。
とても良い香りがすると思って、振り向いてみると、梅の花・・。
匂いで気がついたのは、初めてでした。
白と紅色、どちらもすてきですが、今回は紅色のほうに、より惹かれました。
そういえば、清少納言も、枕草子の中で、
「木の花は、濃きも薄きも紅梅。」(三七段)と、いっていますので、紅梅がすてきと思っていたようです・・。
枕草子には、猫が出てくる段が2つあります。
「うへにさぶらふ御猫は・・」(九段)と「猫は」(五二段)です。
九段に出てくる猫は、とてもかわいいので、天皇にかわいがられ「命婦のおとど」という位がついた名前までつけられているとのこと・・。
そして、五二段の「猫は」にでてくる猫は、背中の部分がかぎりなく黒く、腹は、とても白いとだけ書かれています。
枕草子が書かれていたころから、猫はかわいがられて飼われていたようです・・。
護国寺は、いつ訪ねても猫がいて、ほっとするのですが、厳しい冬が過ぎようとしているこの季節は、陽だまりが猫を少しだけ幸せにしているように見えました。